第1回ビジネス出版賞の最終審査と結果発表が行われました。
コロナの蔓延以降、きっと今は、ビジネスや人生の潮目が変わる時期なのかもしれません。
今までのビジネスのつくり方、生活の在り方が見直され、これでいいの? と自問自答されている方も多いのではないでしょうか。
今回の受賞作は、「人間らしく」「フリーで生きる」「ダブルワーク」「仕事を辞めて新しい人生を」といったテーマが多く見受けられました。
こうした新しい未来を切り開くような作品に出会えたことを、大変嬉しく思います。
今回審査員を務めた4名より、総評とメッセージをお伝えします。
主催 スプリングインク株式会社 代表取締役/書籍編集者
城村 典子
初めての開催だったので、どのような募集が集まるのかなと思っていたのですが、気骨のある企画や斬新な内容を応募していただけて、本当に嬉しく思います。
これからの未来をつくるような、新しい視点の企画が多かったのが印象的でした。
最優秀賞を受賞した、Baby.Kさんの「販売員の極意、おしえます。〜個人1位・キャッチ率80%超えの元販売員より〜」も、今の時代を反映したコンテンツだなと思います。
次回以降の応募についてですが、ご自身の経験や知見をしっかり表現していることが感じられれば、受賞する確率は高いと思います。
主催者としても、今後どうこの賞を育てていくかが課題です。
ここから良い本がたくさん生まれていけばいいなと思っています。
共催 株式会社 Jディスカヴァー 企画開発室
足立 裕亮
ひとりひとりが人生のなかで真剣に考えてこられたことを、言葉で表現し世に出していきたいと思うこと。
それは本当に素晴らしい機会だと思いますし、そうした作品を拝見できる機会をいただくことができ、大変嬉しく思います。
提携出版社 株式会社みらいパブリッシング 代表取締役
松崎 義行 氏
人生やビジネスに向き合う姿勢は、人それぞれ違います。
審査のときは、それぞれの方に同化するように読んでいったため、かなりエネルギーを使いました。
受賞作は、とても多様で素晴らしい作品ばかりでした。
これらの作品が本になったら、きっと出版は、人生における第一の完結になるでしょう。
ただ、出版後に、その人の人生や社会に与える影響がどうなっていくのか。そんな、第二、第三の段階まで想像したくなるような、わくわくする作品にたくさん出会うことができました。
提携出版社 株式会社みらいパブリッシング 企画部
近藤 美陽 氏
わたしは出版社の企画部として、日常的に多くの企画書を拝見しています。
今回の審査は、日常の業務を改めて見直すきっかけになり、とても新鮮でした。
次回の募集では、あ、こんなアイデアがあったのか! という発見のある作品に出会いたいなと思います。
とても楽しみにしています。
以上、第1回ビジネス出版賞の審査員からの総評とメッセージでした。
今回、応募が間に合わなかった方も、忙しくて本気の作品が出せなかったという方も、ぜひ次回の応募をご検討ください。