自分の本を出版したい、処女作でも、次回作でも。
そうお考えになっている方は、ぜひこの記事を読んでください。
作家になる、自分の書いた本がある人生っていいなと思っている方。
あるいは、何冊も本は出版しているけれど、自分の書きたいことを書きたいと思っている方。
また、もっと企画を磨いて、ヒットする本を書いてみたいと思っている方。
ぜひ、この賞へご応募ください。
私は、この賞を主催しております、スプリングインク株式会社の代表の城村典子です。
ビジネス出版賞という賞を立ち上げ、募集をおこなっています。
この記事の中では、
1 ビジネス出版賞とは
2 なぜ募集をしているのか?
3 応募することで未来が広がる
ということをお伝えしていきたいと思います。
1 ビジネス出版賞とは
「新たな才能と出会いたい」という思いから立ち上がったスプリングインク株式会社は、今年で第10回を迎える「絵本出版賞」を主催し、数々の絵本誕生の機会をつくってきました。
絵本出版賞の他にも、写真出版賞を主催しており、「ソラリーマン」「スクールガール・コンプレックス」で知られる写真家・青山裕企さんを特別審査員に迎え、ユニークな写真集を世に送り出しています。
そのスプリングインクが募集を開始した「ビジネス出版賞」。
絵本・写真といった表現分野にとどまらず、多くの人の才能を「書籍企画」として本にしたいという思いから募集を開始いたしました。
絵本・写真の賞と同様、大賞作品は出版をいたします。
応募部門は下記の3分野です。
Ⅰ ビジネス実用部門
Ⅱ 自己啓発・経営ストーリー部門
Ⅲ イノベーション未来産業部門
ご自身の書きたい、出版したい企画がどの部門に適しているかのイメージでの自己申告応募で問題ありません。
2 なぜ募集をしているのか?
私、城村典子は、長く出版社に勤める編集者でした。
最初に勤めた出版社にいる頃から、「出版の主役は著者である」と感じていました。
その間、出版業界は大きく変わりました。
インターネットメディアの登場で、業界規模が変わり、「出版業界は衰退産業」だという人もいます。
ですが、私は全くそうは思いません。
むしろ、他のメディアの登場で、本はより本としての役割を果たすことに集中できる、切磋琢磨できる環境にあると思います。
その状況の中で、当初思っていた「出版の主役は著者である」という思いは、ますます色濃くなってきたと感じています。
ネットの世界を見てください。
1億総クリエイターの時代です。
本は、著者の方から積極的に「本を出版したい」と思ってくれることで、忙しい編集者だけのクリエイティブではなく、著者と編集者がタッグを組んで、もっともっと面白い本ができるはずです。
これは人類にとって何よりも資産です。
ところが、長く編集者をやってはいるものの、出会える著者は限られます。
そして、多くの人が、才能を持っているのに自分が本を出せるとは思いもしていなかったり、本を出してもいいことがないと思っていたりします。
なんてもったいないことでしょう!
私は、今までも、多くの出版セミナーを主催したり、お呼ばれ講師として話をしたり、青山学院大学の非常勤講師として「出版ジャーナリズム」の授業をしていたりと活動をしていますが、まだまだ、声は届きません。
そこで、今回の賞の開設の運びとなりました。
ぜひ、この機会に、ご自身の本を書くことを、考えていただきたい。
ご自身の持ってる情報は、本の企画になる可能性が十分あるのです。
3 応募することで未来が広がる
私は、これまでに、数多くの本の担当をしてきました。
出版社を退職したのちには、「出版エージェント」の事業とこの出版賞の事業を立ち上げ、トータルで、300冊以上の
著者のデビューや、刊行に携わってきました。
本は、読者の人生も変えますが、著者の人生も変えます。
出版をすることで、著者自身の才能がより明確になり、多くの人の価値になり、活躍が加速します。
しかし、ただ出版をすれば、著者の人生が変わるわけではありません。
多くの人が、本は「出版から依頼があって、出版社の意向で本を書く」ものだと思っています。
出版社は、当然、発行の責任、自社の経営存続の責任がありますから、自分達が発行したい本を刊行します。
私が、著者の方々にお伝えしているのは、主体的な著者になり、出版社とタッグを組んで、未来を創造する方法です。
未来を想像するのは、一部の権力者や、一部のマスコミではなく、ひとりひとりの市民である私たちです。
ひとりひとりが明日をより良くしようという思いがあるから未来は明るくなる。
その1つの声の上げ方が「出版」という方法です。
多くのメディアの人たちは、「出版」を著者の思い通りにするのは危険だと思っています。
なぜか、出版のセオリーを知らない人間が勝手なことをしても、本も売れないし、説明も面倒だし厄介なだけだからです。
では、どうしたらいいか。
「著者も、出版を知ったらいい」
シンプルな話だと思っています。
出版をして人生を変えている著者の共通項は、「出版の世界を知ろうとしている」こと。
もちろん、最初から知ることもできないし、知らないとしても全く問題はありません。
今回の応募をきっかけに、著者になることの一歩を踏み出していただけたら幸いです。
ビジネス出版賞について
ビジネス出版賞は、新しい自己啓発・ビジネス書を生み出す賞です。
詳細はこちらの募集要項をご覧ください。